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■唐津焼炎群工房 / 碇 健 ー土と火の理を追うー

唐津焼炎群工房(ほむらこうぼう)のオンラインギャラリーへお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

唐津焼陶芸家の碇 健(いかり けん)です。

​私は、室町末期から江戸時代にかけての「古唐津の精神を、現代というシステムに再実装(ハック)する」ことを生業としています。

■ 希少な「原土」への執着

使用するのは、地層から直接採掘した「原土」のみ。
精製された市販の土では決して出せない、土本来の「命の渇き」と、使うほどに姿を変えるエイジング(育ち)にこだわっています。

■ 自然と火に委ねる「不在」の美学

私の仕事は、土を成形し、炎に投じるまでです。
創意工夫は凝らしますが、最後は数千度の炎にすべてを委ねます。
そこにあるのは、私の作品ではない。
ただの『現象』である。
残るのは、自然の理(ことわり)が焼き付いた、ただ一つの器だけです。

■ あなたが完成させる器

私の作品は、窯から出た瞬間が完成ではありません。
お酒を馴染ませ、日々愛でることで、器は渋く、深く、その姿を変えていきます。
土のぬくもりを通じ、自然のいのちをどう引き出すか。
その最後の工程は、手にする「あなた」に託されています。

……で、

あなたはこの器と、どう生きていきますか?
​完成は、あなたの手の中に………

Instagram @karatsuyaki